2/05/2017

先生や大勢の友だちといっしょに遊ぶ楽しさを存分に感じて(木下香奈)

失礼します。幼児教育コース3年の木下香奈です。今回は、保育内容の指導法(人間関係)の授業で、『先生や大勢の友だちといっしょに遊ぶ楽しさを存分に感じて』という事例(香川県・香川大学教育学部附属幼稚園青組 5歳児)について討議し、考えたことを書いていきたいと思います。

この実践は、子どもたちがドッジボールを通して保育者や大勢の友だちといっしょに遊ぶ楽しさを感じるきっかけとなるのではないかと考え、両サイドの線がなく、平行に3本だけビニールテープで線を引いたコートと、ビニール袋(レジ袋)に新聞を入れて作った痛くないボールを用いてドッジボールを始めました。ドッジボールをする中でトラブルが起こった場合、話し合う場を設け、思いや考えを伝え合いながら子ども同士でドッジボールのルールをつくり、あそびを深めていきました。子どもたちは、ドッジボールを通して、ボールあそびの楽しさを実感したり、大勢で遊ぶおもしろさを味わったりしていきます。また、小学1年生とドッジボールをするという交流を通して、5歳児の子どもたちは自信をつけていくという実践でした。

最初に保育者が定めたドッジボールのルールは、①ボールが当たったら外野に出る②一度床についたボールは当たっても大丈夫③ボールが顔や頭に当たった場合はセーフ④外野にいる人が少ないチームが勝ちというものでした。このシンプルで曖昧なルールにより、この場合はセーフなのか?アウトなのか?という場面も出てきますが、自分たちで話し合うことによって、ルールを確立していきました。自分の思いや考えを伝え合い、折り合いをつけながらルールを確立していくことで、自分たちの遊びへとしていけるのだと思いました。このようにルールをつかいたくなる環境、自分たちで話し合いたくなる環境を保育者が設定することで、あそびを工夫する姿が見られ、子どもたちが主体的にあそびを深めていけるのだと思いました。

また、この実践では小学1年生との交流もありました。幼稚園の小学校との違いは、時間の制限がないということが討議の中で出てきました。時間の制限がないことで、満足できるまで遊べたり柔軟に遊びを変えられたりできます。そのような幼稚園だからこそ、友だちとかかわる中で、自分の思いを伝え合ったり、相手の思いを受け止め、折り合いをつけたりできるよう、保育者が支えていくことが大切だと感じました。

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