3/24/2016

卒業・修了おめでとう(松本)

毎年3月24日は、香川大学の卒業式・修了式。
幼児教育研究室からは、11名の学部生、1名の大学院生が、無事、卒業・修了を迎えました。


3月のセレモニーは、何度迎えても慣れないものです。
いろいろ話したいことはあるはずだけれど、気づけばそう気の利いた言葉もかけられずに過ぎてしまう一日を、毎年のように繰り返している気がします。

今年もまた、敬愛する保育者の一人である、河本ふじ江先生より教えていただいた
“人間にとっていちばん大切なのは、いのち”
“子どもが好きなのは、(きちんと先生できるヒトではなく)一緒に遊んでくれるヒト”
の二つの言葉を、みんなに送りたいと思います。

今日の午前中、さぬき市の幼稚園で元気に頑張っている3年目の先輩と、少し会って話す機会がありました。(一緒に写真撮るの忘れた〜)
少し先を切り拓き、道を照らしてくれている先達が、見えるところ、見えないところにたくさんいて、みんなのことを待ってくれているはずです。

卒業・修了おめでとう!
子どもと遊びの力、そして自分の可能性を信じて、一緒に新しい道をつくっていきましょう!

3/16/2016

少子化なのにどうして保育施設が足りないの?(常田)

3月13日(日)サンメッセ香川にて「高松市の保育を考えるつどい 保育シンポジウム」が開催され、常田もパネリストとして参加してきました。

私がいただいたテーマは「保育士養成校の立場から保育士不足を考える」。
香川短期大学では毎年約100人もの保育士・幼稚園教諭を現場に送り出しています。
それなのになぜ保育士が足りないのか。
その原因の一つは、保育士の勤務年数が非常に短いことにあると思われます。

人が好き、子どもが好き。小さいころからの夢だった、あこがれの保育園・幼稚園の先生。
けれど、いざ現場に入ってみると、思い描いていたような楽しいことばかりではありません。

子どもに接する以外の雑務の多さ。
数少ない正規職員が多大な責務を負わされ、余裕を失い、ピリピリした空気の保育室。
余裕のない先輩たちの顔色をうかがいながら、時間に追われて、大好きだった子どもに対してまでつい大きな声を上げてしまう自分。
保育への希望が大きかった学生ほど、夢と現実とのギャップに疲れ果てて辞めてしまう。

これは、どこかのダメな園の話ではなく、また昨今の若者が精神的に弱くなったとかいう話でもなく、構造的な問題なのだということをお話しました。
保育士の低賃金も問題ですが、気持ちよく働けるような労働条件が整っていないことも大きな問題なのではないでしょうか。
具体的には、正規職員の数の少なさ、書類作成や保育準備・カンファレンスの時間が保育の一部として確保されていない(そこにお金がついていない)ことが挙げられます。


「保育園・幼稚園の先生=子どもと遊ぶ(だけ)」というイメージを払しょくし、保育という仕事の具体的中身やその意義が社会的に認められるよう、私たち研究者も声を上げていきたいと思います。

3/10/2016

春といえば(松本)

寒さと慌ただしさから徐々に解放され、暖かさが徐々に増してくると、大学においては巣立ちの季節となります。
今年もまた、松本研究室からは3人の学部生、1人の大学院生が、卒業・修了研究をそれぞれにまとめ終え、飛び立とうとしています。
香川大学でのゼミとしては、4回目の卒業生。
松本ゼミとしては、通算で14回目の卒業生です。

先日、卒業生も駆けつけてくれる中で、ささやかにお祝いの会をしました。


巣立ちの4人が準備してくれたのは、こんな記念品。


ひとりでわからないから、一緒に考えるんだし、
一緒に考えると、苦しいはずだったわからなさで、気づけばわくわくできたりする。
これまでも、これからも、共に歩みながら、
今日よりちょっぴり明るい、平和で楽しい明日を、
子どもたちと私たちの社会に生み出せるよう、それぞれ力を出していきましょう!