日曜日, 1月 17, 2016

おとな同士、もう一歩わかりあうために(松本)

遅くなりましたが、新年1本目の投稿です。

 『ちいさいなかま』(全国保育団体連絡会)2016年1月臨時増刊号は、表題のタイトルでの特集です。
 掲載されているたくさんのエピソードからは、保護者と保育者、保護者同士、もしくは保育者同士がもう一歩踏み込んでつながり、わかりあうためのちょっとした一工夫を読み取ることができます。松本の教え子がまとめた実践記録(『父母といっしょに子どもを見守り育てていきたい!』愛知・第一そだち保育園:石田有美さん)もありますので、よければぜひ、手にとっていただけると嬉しいです!

 認知や思考の発達的な理由から、子ども同士のトラブルが目立つ時期である1歳後半期。保護者から投げかけられた「どうしてトラブルがなくならないの!?」という疑問は、一緒に考え合うための一つのチャンスでもあります。
 そのような場面で、保育者が説明したり、伝えたりすることを中心に置くのか、一緒に考え、思いや知恵を互いに出したくなる構えを引き出すことを大切にするのか。

 本号の読みながら、高知のとある市にいる、とても魅力的な実践をされる保育者で、ご自身の実践を「『運』と『勘(感?)』と『愛』で保育している」と語る先生を思い浮かべました。
 運を引き寄せ、勘を働かせ、愛を広げ、実践に結びつけるとは、こちらの何かを相手に一方的に発信するのではなく、相手の事情や、もっている何かを認めようとすること。
 それは、子ども相手はもちろん、おとな同士がわかり合うためにも一つの鍵になるのではないか。
 上記の特集号を読みながら、そんなことを考えました。
 みなさんも、ぜひ(^_^)

ということで、引き続き、ゆっくりペースですが発信を続けていきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。

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