12/25/2015

アメリカ留学の報告2


こんにちは。松本ゼミ3年の森山です!
今年8月からアメリカのコロラド州立大学に交換留学させていただいています。
この場をお借りして、今まで私が感じたことを少し報告させていただきたいと思います。

早くも12月も終わり、冬休みになりました。今年のコロラドの冬は暖かいそうですが、雪が吹雪くと20cmほど積もり、なかなか溶けません。
では今回は実習先のEarly Childhood Center(保育所)での活動について書かせていただきます。

実習先の保育所の5歳児クラスでは、クラスの皆が揃って同じ活動をすることはほとんどありません。主活動は3つのグループに分かれていて、自分の好きな活動を選べます。おやつも食べたい人だけ食べ、昼食も好きなテーブルを選んで食べます。子どもたちが自分のやりたいことを選ぶ機会が多いです。主活動も先生がグループ分けはしますが、グループの担当の先生にグループを変わってもいいか聞いたらグループを変われます。また最近は自分でやりたい主活動を選ぶようになりました。
ただ、朝のサークルタイムでその日の仕事を自分たちで選んだり、主活動を選んだりするときは皆で集まります。

私は10月半ばから”プロジェクト”を始めました。実習生が行うプロジェクトとは、実習生が自分で素材(例えば私の場合は”紙”、他の実習生は音楽や物語、粘土など)を決めて、その素材に関連した活動を週1,2回、7週間に渡り、長期的に行うものです。
第1回目 まずは先生のアドバイスを元に、”紙”という素材に触れ、創造性を高める活動をしました。(先生は”explore the language of paper paper”と言っていました。language of ~はレッジョ・エミリアの保育の考えで使われる言葉で、”素材”のような意味だと思われます。)コピー用紙や色画用紙、トレーシングペーパーなどをジグザグに折ったり丸めたりしたものを用意しておき、子どもたちの反応を見ました。子どもたちはジグザグに興味を持ち、たくさんじゃばらを作りました。子どもたちは"What's the zig zag?"と発問し、"It’s up down up down, like a mountain, kind a like A."と話していました。

第2回目 次に主活動として、10人ぐらいの子どもたちと紙についての認識を深めるために、何に紙が使われているか話し合いました。新聞、地図、ラッピング、紙飛行機など。そして紙が作られる過程を予想した後、木を切っている人の絵を描く子もいれば、お花紙(ティッシュのような柔らかい紙。写真女児が使っている)を巻いたり破ったりのりでくっつけたりして遊ぶ子もいました。

第3回目 もう一度紙が作られる過程とリサイクルされる過程を予想し、教室にあるパソコンのYouTubeで紙が作られる過程とリサイクルされる過程を見ました。その後見たことを話し合い、次回自分たちで紙を作るために教室内のリサイクルボックスから紙を集め、小さく破りました。T君は「緑の紙を作りたいから緑の紙だけ集めよう!」と言い、緑の紙をたくさん破っていました。

第4、5回目 自分たちで紙すきをする方法をYoutubeで見た後、ついに紙を作り始めました。小さく破った紙と水をミキサーで混ぜ、大きな入れ物に流し込み、水を加え、底に網がついた木枠で繊維をすくい、押さえて水分を絞って乾燥させます。
子どもたちは“We made rainbow paper!”や“We stepped on it to make the water disappear!”と言って、とても楽しんでいました。子どもたちは実習が終わるまでの1か月、何度も”Can we make paper today?”と言い、紙作りを続けました。
子どもたちのアイデアで作った紙にラメや葉っぱを足したり、絵の具を混ぜてカラフルな紙を作ったり、ミキサーにかける時間を短くして大きい紙のかけらが残ったまま紙をすいてみたりと、毎回新しいアイデアが出てそれを試すのがとても楽しくて驚きの連続でした。子どもたちは"We are the best paper maker in the city!" ”We'll be rich with paper. We'll sell it for $100.”と自慢げに言っていました^^
←色水でペイント

第6回目 物語のプロジェクトとコラボし、紙に絵を描いたり、紙で工作したりしながら子どもたちにどんなstoryを表現しているのか聞きました。絵を描いていたL君は“Ten years ago I was a man who was making a paper."と物語を教えてくれました。Cちゃんの工作は、最初は紙を作る人の絵を描いていて、次に聞いたときはクラスで流行っている病院ごっこにちなんで病院のベッドと患者さんの絵を描いていると言い、最後にはその紙を折って、お母さんの手紙へと変身していました。一つの作品を作る中で、子どもの中でこんなにも物語が変わっていくということがとても興味深かったです。

第7回目 今度は音楽のプロジェクトとコラボして、音楽を聴きながら工作をしました。この日はばたばたしていてメモも写真もとれず、あまり記録がありません。でもこの他にも音楽と紙のコラボとしては、カップにトウモロコシやお米を入れて紙でふたをしてマラカスを作ったり、紙で封筒を作ってそれもマラカスにしたり、音楽を聴きながら絵をかいたりペインティングをしたりと様々な方法でコラボすることができ、とても勉強になりました。音楽を聴きながらペインティングをする活動を担当した実習生の子は、「明るい音楽をかけると子どもたちは明るい色を使ってペイントをし、暗い音楽をかけると暗い色を選んでペイントしていた」と話していて、4、5歳の子でも音楽の雰囲気から何かを感じ取り、それを表現することができるのだと感じました。

この他にも桃太郎やかぐや姫を英語と日本語で読み聞かせしたり、子どもたちが興味を持った簡単な日本語を教えたり、おにぎりを作ったりと様々な活動を通して日本文化を発信できました。

他のクラスではどうか分かりませんが、私のクラスでは実習生は指導案を書きませんでした。前日までに大まかな活動内容を話し合い、当日子どもが興味あるものに合わせて詳細を決め、材料を用意するという感じで、保育所外での準備などもほとんどありませんでした。保育の準備が大変でない分、子どもたちと余裕を持って関われたり、振り返りに多くの時間を使うことができました。

また、この保育所では保育にパソコンを多く取り入れています。子どもが宇宙に興味を持っていた時はロケットの離陸映像をYoutubeで見たり、ロケットについて調べたり、宇宙に関する歌をYoutubeで聞いて歌って踊ったり、午睡時にリラックスする音楽をかけたりしていました。

最後に私の今後の目標の一つとしては、音読スキルを上げて、読み聞かせをアメリカ人のような発音でできるようにがんばりたいです!
それでは長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

12/10/2015

芸術士派遣事業活動報告展が開催されています(松本)

 このBlog でも既に何度か紹介している「芸術士派遣事業」とは、香川県高松市にて2009年より自治体独自の保育支援の事業として開始された取り組みです。事業委託を受けたNPO法人アーキペラゴより、アーティストである芸術士が、基本的には週1回、定期的・継続的に市内保育所・幼稚園等へ派遣され、保育者と協働して実践に従事することを介して、造形や身体表現などの多様な活動が展開されています。
 高松市内40箇所の園所をはじめ、県内各地で展開しているこの芸術士活動についての報告展に、本学幼児教育コースの学生達と出かけてきました。






 芸術士のミッションは、結果を求めないこと、子どもたちのサポーターであること、子どもたちと社会をつなぐこと。
 子どもたちのサポーターであり、同時にそんな子どもたちを支える大人達、保育者や保護者のサポーターとして、私たちの社会が、きっとやってくる未来である“あさって”に一歩を踏み出すために必要な何かを投げかけてくれる。
 この展示会が「作品展」ではなく「活動報告展」であるという点に象徴される、そんな芸術士活動の魅力とヒミツを、実際に足を運ぶことで存分に感じられるのではないかと思います。

 活動報告展は、12月13日までの日程で、高松市立中央図書館にて開催されています。
 時間があるみなさん、よろしければ、ぜひ。
 すぐそばにある香川大学キャンパスの銀杏も、いい感じです!
 
 

12/02/2015

From 2006 to 2015(松本)

年明け3月には卒業を迎える(であろう)保育者を目指す4年生に向け、これまでの4年間の総仕上げの一つとして、卒業した後、4月から踏み出す一歩にあたっての心構えについて、まとめて話す機会がありました。
「そんなこと俺にできるわけないぢゃん!」ということで、いつもの得意技で頼りにしたのは教え子のみんな。

1)保育者・教員(社会人)としてこの○年間働いて、いちばん楽しかった/印象にのこったエピソード
2)保育者・教員(社会人として)としてこの○年間働いて、しんどかったエピソード
3)楽しさ―しんどさの比を%で表すと (例:楽しさ60%-しんどさ40%)

の3つの質問を投げかけたところ、保育所・幼稚園で働くみんなから、小学校や特別支援学校で働くみんなまで、思った以上にたくさん返事をもらえて、おかげで無事、授業を終えることができました。とても嬉しかったです。ありがとう!!

この1)〜3)の質問項目、どこかで聞いたことがある!と思ったみんな。
実はこれ、2006年。名古屋短大での卒業生セミナーの際に、同じように教え子のみんなに向け、投げかけた項目でもあります。
そう、しばらく前に、当時の資料を入れたファイルを改めて手に取る機会がありました。
その折にみんなからもらったメッセージは、埋もれさせておくにはあまりに勿体ない中身で……。
どこかでぜひ、再び日の目を!と考えていたので、よい機会が得られたことに感謝している次第です。

「楽しさーしんどさを100分率でたとえて!」という依頼にもかかわらず、「楽しさ99としんどさ130!」とか問いの中身と算数を無視した答えが返ってきたり等々、
さすが俺の教え子たち!ともいえる!?、時を超えた共通点はいくつかあるのですが、
なかでも特に印象に残った一つは、
「楽しさ10%ーしんどさ90% でも、楽しさ10%が私に与えてくれる力は大きいです!」という感じのメッセージが、9年前も今も、複数あったこと。
そんな思いを抱きつつも保育現場で奮闘しているみんながいることに、なんというか頭が下がると同時に、そんなみんなから喜びや元気をもらい、その生活を支えられている子どもや大人達が、見えないところにもたくさんいるよ!ということが、何かのかたちで伝わるといいなと思いました。

派手な何かはなくとも、あなたに支えられた誰かがいて、その喜びをシェアする機会がある仕事。
平和で豊かな未来は、そんなみんなのちょっとずつからつくられるはず。

うまいこと書けないけれど、また、機会をつくって、フィードバックしますね!
ありがとう〜。体に気をつけて、やるのだよ!


11/15/2015

「元気な体」を支えるものは?(松本)

 観音寺市就学前教育検証改善委員会の研究保育があり、先日、観音寺市立大野原保育所まで出かけ、1歳児保育の実践を拝見しました。
 観音寺市のみなさんとは、一昨年度まで「観音寺子どもすくすくプラン」を、保育所、幼稚園、小学校の先生方、教育委員会や子育て支援課のみなさんと一緒に作成させていただいたというご縁があります。
 名前はかっちりしていますが、保育所、幼稚園、小学校のメンバーで集いながら作成したすくすくプランを活かしつつ、これまで同様に多様なメンバーで学び合いながら、就学前の子どもたちを対象とする保育の質の向上を目指そう、というのが会のミッションです。

 この日の遊びのテーマは「箱であそぼう」
 保育を見守るたくさんの大人を、はじめは不思議そうに見つめていた子どもたちでしたが、まずは自らが率先して楽しむ姿を見せてくれた先生方によって作り出された楽しい雰囲気によって、徐々に目の前の遊びにひきこまれていきます。
 大きな段ボール箱に穴を開けて作られたドアから「バアー」と顔を出すのが面白くて、子ども同士で繰り返したり、一緒に箱を押したり、並べたり、ジャンプしてみたり……。
 ときに参観者もそんなやりとりに巻き込まれての、楽しいひとときになりました。

 その後、参観のみなさんと、「保育者や友だちと一緒に『体を動かして遊ぶことが楽しい』と感じられるような環境構成や保育者のかかわり」について、保育をされた先生方も交えて話し合いました。
 「元気な体をつくる」ことを考えたとき、すぐに思い浮かぶのは「何をするか」
 言い換えれば、どうやって体を動かすかということかもしれません。
 とはいえ、「体づくり」は単発的な目新しい取り組みではなく、日々の積み重ねで初めて成り立つもの。そう考えると、何に取り組むかと同じくらい、もしくはそれ以上に大切になるのは、そうやって体を動かしたくなる子どもたちの思いが、日々のどんな場面や関係によって支えられていくかだと思います。
 心惹かれる相手として、大人に加え、友だちが登場する。
 シンプルで、子ども同士がつながりやすいやりとりのパターンがあれば、そんな「いっしょ」の時間がもっと楽しくなっていく。
 頭の中にイメージする力がめばえたことで、期待して自ら動き始めたこの時期だからこそ大切にしたい保育実践のポイントを、他年齢と共通する部分も踏まえながら、改めて確認することができました。

 大野原保育所のみなさん、観音寺市就学前教育検証改善委員会のみなさん、ありがとうございました。
 多様な仲間で継続するからこそ少しずつ見えていく取り組みの成果を、これからも楽しみにしたいと思います!

11/10/2015

子ども・子育て会議にて(松本)

昨年度に引き続き、坂出市子ども・子育て会議の会長を務めることになり、先日、本年度第1回の会議を終えてきました。
本年度の主なミッションは、昨年度に作成された「さかいで子ども・子育て支援プラン」の検証、ということになります。

さかいで子ども・子育て支援プランの核となる理念は、
「すべての子どもの幸せのために、子どもの健やかな育ちと子育てをささえるまち」

「すべての子ども」を考えるのは、とても難しい。
それは、今の自分にとって見えやすい立場をふまえつつも、それを越えて想像力を働かせ、言葉にしてみることが求められるからだと思います。
どの場面でも、それぞれの立場、ルーツを背負って考え、自分の立場から語ることはわりにたやすいけれど、だからこそ「すべて」に含まれる、自分には見えにくい立場に思いを寄せながら、みんなで考えていくプロセスが大事になっていくのでしょう。

委員のみなさんそれぞれの積極的な議論や、そこに込められた熱い思いを聞きながら、改めてそんなことを考えました。
これからも、みんなで力を合わせて、丁寧に考え、形にしていくプロセスを大事に取り組みたいと思います。

11/03/2015

ブックスタート活動のもつ魅力(松本)

先月中旬にインタビューされた記事が、朝日新聞(11/1香川版)に掲載されました。

http://digital.asahi.com/articles/ASHBW4SLXHBWPLXB01F.html

ブックスタート活動とは、乳児とその保護者に、絵本を通じて楽しい時間をすごすきっかけづくりをねらいとして絵本を手渡す活動として、1992年にイギリス・バーミンガムにて、大学・地域図書館・地域保健活動との協同で始まったものです。

ゼロ歳児の場合、年上の子どもたちのように、一般に絵本の内容自体を理解できるわけではありません。
では、何のために、乳児に「絵本」が必要なのか。
子どもから大人へと視点をシフトさせてみると、そのヒントが見えてきます。

たとえば乳児と向き合って、しばらくの間遊んだり、あやしたり……、という場面を想像してみましょう。
そこに積木や人形、車はあるけれど……。はて、これでどうやって遊ぼうか?

あ、絵本があった。それならば……。

親だからといって、子どもと遊ぶことが得意とは限りません。
子どもと遊ぶのが得意な人もいれば、そうではない人もいます。
でも、絵本ならば、文字さえ読めれば、子どもとともに時を過ごすことができる。
そういった意味で、絵や文字がある絵本は、一般的なおもちゃに比べ、全ての大人に対し、子どもと楽しく関わるきっかけを、わかりやすく提供できる、いわばユニバーサルな媒体といえるでしょう。
このことは、ブックスタート活動における、大人と子どもが楽しい時間をわかちあう、というねがいと重なります。

わかるから楽しいというより、楽しみながらわかっていく。
子育てのはじめの時期に、全ての子どもに対し、その繰り返しのプロセスを支え、きっかけをつくることを保障する点に、ブックスタート活動のもつ魅力があるのでしょう。

読み方が上手でなくてもいいのです。
「すべきこと」を放り投げて、ちょっと一服してみませんか?

10/29/2015

2015.10.22 ゼミ

こんにちは。松本ゼミ3年のさえかです。

10月22日のゼミでは、におちゃんと私の卒論へ向けて話し合いました。

におちゃんは、「生き物を飼育することで子どもは何を感じたり学んだりしているのか」という視点で生き物たちとの触れ合いについて調べています。ゼミでは、生き物の命の理解についてあれこれ悩みました。子どもたちは何をもって死と感じているのか、生と死の理解はあるのか、など話し合っていくうちに色んな疑問が生まれました。しかし、このように色んな疑問が生まれるということは内容の深い卒論になりそうです。

私は、地域の子育て支援拠点事業について調べています。まだ何を調べていくかという問いがはっきりとたたず、自分でも悩み中です。しかしゼミで先生にこんな本を読んでみたら?と教えて頂いたり、子育て支援の団体について紹介してくださったりする先輩たちのおかげで、少しずつ固まってきました。

2人ともこれから構想発表会へ向けて頑張りたいと思います。

10/02/2015

アメリカ留学の報告



こんにちは。松本ゼミ3年の森山です!
今年8月からアメリカのコロラド州立大学に交換留学させていただいています。
この場をお借りして、今まで私が感じたことを少し報告させていただきたいと思います。


まず来て1週間の頃の感想は "大学の広さなめてた..."
建物と建物の間に広大な芝生の広場があり、徒歩だと移動に途方もなく時間がかかります。
アリーナ(室内競技場)にも入口ありすぎてmain entranceがどこが分かりません。
入口集合!と言われても、なかなか集合場所が分かりませんでした。

写真:大学のグラウンド




来てすぐは3人以上で話していたら何を言ってるのか分からなくて自信もなくなっていたのですが、今は少しずつ分かるようになってきています!


インターン先のChild Care Center(保育所) では4ー5歳のクラスに入らせていただいています。正規の先生が2人、アシスタントの学生が主に1人、ヘルプでたまに来るアシスタントの学生が2人、practicum(実習生)が3人、internが7人もいて、大体クラスでは4人の学生と2人の先生orアシスタントの学生、計6人で15~23人の子どもを見ています。一つの遊び場に1人は大人がついているという見慣れない光景です。

保育所の園庭、ミュージックガーデン


























ここでも最初はあまり子どもの言葉が聞き取れずどうしようかと大変でしたが、やっと子どもたちとの関係が築けるようになってきました^^
最初は子どもにWhat language are you speaking?と言われました...
子どもは正直ですね!いい意味で。
日々英語力を身につけようと頑張ってます。


classroom
























































          レッジョエミリアの保育の言葉

























授業では子どもの発達について学んでいて、これまでは主にオペラント条件付けなどの理論や受精から出産までの過程を習いました。生物専攻になった気分です。


この前かわいらしい子だなと思った男の子はトランスジェンダー、手術して女の子になった子でした。私の友達の友達など、直接話してはいませんが、今まで3人のトランスジェンダーの人に会いました。驚きと同時に、自信を持って公言できるということはすごいことだと思いました。


あまり詳しくは書けなかったのですが、また時間があるときに更新させていただきます!
ありがとうございました^ ^




9/02/2015

Colorado State University にて(松本)

香川大学とコロラド州立大学の交流プログラムがスタートしています。
月曜日は、短期プログラムの学生達と、先方のオフィスにご挨拶に伺いました。
丁重なお出迎えに感激!
多くの人の助けで成り立っているこのプログラムに関わる全ての人に感謝です。



コロラド州立大学では、今年8月から、松本ゼミメンバーの森山さんが長期プログラムをスタートしています。
彼女からの、これからの報告が楽しみです!

8/23/2015

安全保障関連法案の廃案を求める香川大学教員有志アピール(松本)

 表題アピールの、呼びかけ人を務めることになりました。
 よろしければ、以下の呼びかけWebpageを参照いただき、賛同いただける場合は「こちら!」よりお名前をご登録いただけると幸いです。

https://sites.google.com/site/asrbkagawa/

 『帰還兵はなぜ自殺するのか』(デイヴィッド・フィンケル著/亜紀書房)という本があります。アメリカの帰還兵と、家族、それを支える人々のその後を詳細に追ったノンフィクションです。
 この法案が成立した結果、私たちの社会から、広義の「戦地」に赴く人たちを送り出すことは、今、保育や子育て支援の領域で展開されている「家族支援」という枠組みではとても対応することができない家族を、今後の長きにわたって数限りなく生み出す可能性を高めていくことでしょう。
 アメリカの悲しき先行例は、そのことを私たちに教えてくれています。
 すなわちこの法案は、保育や教育、子育て支援の明日を、好ましくない方向へ変えていくものだと言わざるを得ません。

 この法案をとりまく問題は、端的に言えば次の2点にあります。

1)法治ではなく、人治でコトが進められようとしている点
2)法案の中身そのものの問題点

 つまりこれは、政治的な立場に基づくアクションではなく、法(憲法)に基づく私たちの社会を守るアクションだというのが私の理解です。
 そして何より、この法案の先に描かれる未来=暴力の連鎖の結果、幸せになる人は誰もいないことは、歴史が証明している一つの事実だと思います。

 法案へ賛成する人も、反対する人も、どちらか判断つきかねる人も、全ての私たちの未来を守るために、今こそ声をあげるときであると考え、このたび、呼びかけ人というかたちでアクションに参加いたしました。

 ご賛同いただけると、そしてアクションを拡げていただけると大変嬉しいです!
 よろしくお願いいたします。

8/20/2015

カマキリとカエル、どっちが大事?(松本)

少し前の話になりますが、この3月に出版された『保育のための心理学ワークブック』(小平英志・田倉さやか編 ナカニシヤ出版)にて、2章『子どもの認知とことばの発達』を執筆しています。その中で、ある先生から教えていただいた、次のエピソードを紹介させていただきました。

この春から夏にかけて、模擬講義等でいくつかの高等学校を訪問させていただいた折にも、高校生のみなさんに投げかけ、一緒に考えてみたエピソードです。

紙面の関係で本文は短くなっているので、少し補足して掲載いたします。
_______

 ヒキガエルを飼っていた、とある幼稚園での話です。
 エサとして生きている虫が必要だとわかり、意気揚々と散歩に出かけた5歳児たち。
 いつもの散歩は虫取りに早変わり。首尾よくカマキリを捕まえることができました。
 捕まえたあやかちゃんも、クラスのみんなも大喜びです。

 さて、園に帰り、いざそれをカエルにあげる段になりなりました。
 みんなのカエルのためにとってきたのだから、あげよう!と盛り上がる子どもたちのいっぽうで、ふと我にかえって保育者に尋ねたのは、当のあやかちゃんでした。

 「ねえ、せんせい、カマキリとカエル、どっちが大事?」
_______

みなさんが保育者だとすれば、この場面で子どもにどんなことばを返すでしょうか。

どのようなことばで応答する(しない)にせよ、子どもはこの場面を通じて、さまざまな思いをめぐらせ、考えと経験を深めていくでしょう。
さらにいえば、この場面は、あやかちゃんと保育者との関係だけで成り立つものではありません。あやかちゃんが思いをめぐらせ、考えたくなったのは、他の子どもたちとともに過ごす、魅力的な活動が土台にあってこそでしょう。またそんなあやかちゃんの思いを知ることは、その後の場面で、他の子どもたちにとっても、その考えと経験を深めるきっかけとなるにちがいありません。

知識習得や社会的スキルなど、教育の成果として可視化し、評価しやすい指標もあれば、そのような指標で評価することは難しいけれど、これからの人生をかたちづくる経験もあります。

そんな場面がたくさん散りばめられているのが、保育ならではの学びの魅力なのだと思います。
またそれを引き出すのは、そのような場面と向き合う大人の人間観かもしれません。

8/07/2015

ニュージーランド短期留学報告


大学院2年生のやまのべです。
6月27日から7月25日の1ヶ月間
ニュージーランドのオークランド
に短期留学に行ってきました。

遅ればせながら報告をさせて
いただきます。

1ヶ月間、語学学校に通いながら
週3日保育所でインターン
しました。

ホームステイ先は
60歳のホストマザーと
30歳の娘さんがいらして
とっても良くしていただき
ました。

ちなみにニュージーランドは
南半球にあるので、季節は
日本の逆で冬でした。



【生活をする中で感じたこと】

○水の大切さ
日本では当たり前のように
お風呂をためたり毎日洗濯を
したりしていますが、、、
海外で水やお湯は日本以上に
とっても大切なもの!!!

毎日シャワーは5分〜10分
と決められていました。
洗濯は1週間に1回か2回
ほどでした。

どうすれば
いかに効率よくキレイに
洗えるかを学びました。笑



○オークランドは多国籍

オークランドの街をあるけば
5カ国以上のひとに出会えます。

アジア圏の人を中心に
様々な国の人がオークランド
で生活をしていました。

そのため、和食や中華、韓国料理
など色々な国のレストランがあり
ました。

こちらは居酒屋です。




○雄大な自然

とにかく自然に囲まれていました。
街を少し離れただけで、あらゆる
ところに羊!牛!



ニュージーランドにいる羊の数は、
なんと人口の7倍らしいです。

ニュージーランドの人は
ちょっとした丘のような
ところで、ランニングをしたり
サイクリングをしたり、、、
とにかく雄大な自然の中で
身体を動かすことを楽しんで
いました。




下の写真はロードオブザリングと
ホビトンという映画のロケ地
です!!!

語学学校がお休みの日に
行きました。
絵本の世界みたいでした。




そして、オークランド動物園
のすぐそばの公園には、、、
たくさんの鳥がいました。

普通の公園にアヒルや
にわとり、、、
本当にとてつもない数だった
ので、すこし怖かったです。笑







○不親切なバス、親切な運転手

バスは日本とちがって
「つぎは〜です」とつぎの
バス停をお知らせしてくれません。

どうにか景色をみて
自分が降りるバス停を
見極めボタンを押さなければ
いけません。

なんども間違えました。

しかしその度に運転手さんが
助けてくれました。
不親切だけど親切でした。笑



【保育所でのインターンで感じたこと】

○絵の具を使う機会の多さ
乳児も幼児も毎日のように
絵の具を使って遊んでいました。
ペンよりも絵の具を使う回数
の方が多いように感じました。


○作るたのしさと壊すたのしさ
製作など、遊びの中で作る楽しさ
を経験することはよくあること
だと思います。
ニュージーランドでは、作ること
はもちろん、“壊す”ことも遊びの
中で大切にされていました。

壊れたパソコンをドライバーで
ねじをとって分解して遊んで
いました。





○同じことと違うこと
国は違えど子どもの遊びは
変わらないのだと感じました。
しかし保育者の関わり方や
大切にしていることには違いが
あるように思いました。

例えば日本では、片付けや喧嘩
は子どもの成長の中で必要なこと
として捉えられていますが、

ニュージーランドでは片付けの
時間がなかったり、子ども同士
でトラブルが起きた場合には
すぐに保育者が介入し喧嘩を
やめさせたり、、

片付けや喧嘩の経験はさほど
重要視されていないように
感じました。


ニュージーランドでの経験は
保育をみる際の新たな視点を
与えてくれました。


以上、ニュージーランド短期留学
の報告でした。

7/28/2015

2015.07.15 ゼミ

松本ゼミ4年のやすなみです。
更新が遅れてしまいましたが、少し前の15分先生の様子をお伝えします(^_^)

この日は、にお先生が楽しい手遊び「グー・パー遊び」を教えてくれました!
子どもの様子に合わせて、次の①〜④の中から選び、慣れてきたら音楽に合わせます!
①グー・パー・グー・パー、を両手で繰り返す
②右手はグー、左手はパー→右手はパー、左手はグー、と交互に繰り返す
③右手はグー、左手は人差し指1本→右手は人差し指1本、左手はグー、と繰り返す
④③のパターンで真ん中にポンと1回拍手を入れる

音楽は「むすんでひらいて」や「もしもしカメよ」などを選んで、みんなで一緒にやってみました!
はじめはちょっと難しかったですが、ゆっくりのスピードから少しずつ慣れていくと楽しくできるようになりました!

手遊びは子どもの様子に合わせて、何通りも変えることができます。それぞれが現場にでて、目の前の子どもたちに合わせて変化していくと、より楽しいものになっていくのではないかと感じました(^O^)
にお先生ありがとうございました!

引き続き本も読み進めています!

暑くなってきて、そろそろ前期のゼミも終わりが近づいてきました!
明るく楽しくがんばります(*^^*)

7/07/2015

2015.7.7. ゼミ

松本ゼミ 4年生のさっちーです。
今日は7月7日七夕です。
今日は、可愛い3姉妹もゼミに来てくれました。


◎15分先生
15分先生では、3年生のまいりー先生が紙コップのおりひめさまとひこぼしさまを紹介してくれて、みんなでつくりました。








立体的でかわいらしい、それぞれのおりひめさま、ひこぼしさまができました。線や印など、子どもたちがつくりやすいように、まいりーがたくさん工夫をしてくれていました。

◎本
引き続き、広田照幸・伊藤茂樹の『教育問題はなぜまちがって語られるのか?』の6章「解決策の問題点」をみんなで読みました。
いつもみなさんの意見が面白くてとても勉強になります。

それでは、次からもがんばります!

追伸、あきさん、お元気ですか?元気に帰って来られるの、待ってます!

2015.06.30 ゼミ


松本ゼミ 大学院生1年 のぞみです。
先週6月30日のゼミは、今回も15分先生はお休みで、広田照幸・伊藤茂樹の『教育問題はなぜまちがって語られるのか?』の5章「原因の説明」「評価の仕方」は大丈夫?をみんなで読み、討論しました。ここでは出来事や事件に対する色んな因果関係の問題点や取り扱い方について現在社会はどの様に扱っているのか、どの様に扱っていくべきなのかがあげられていました。
私は今回のゼミの中で出た4年生達のこれら本文の内容をふまえた研究の意義についてを興味深く思いました。実践から一歩離れた研究という場でどの様に子どもたちを見ていくのかその研究をすることで、子どもと向き合うときの引き出しの多さが増えればなどそれぞれの研究に対する思いが垣間見れてとても面白かったです。
次のゼミからはまた15分先生も復活して同書の6章を読んでいきます。

追記
6月27日からあきさんが修行の旅へと出かけました(^▽^)/

6/30/2015

2015.06.16. ゼミ

松本ゼミ3年のにおです。更新が遅くなり申し訳ありません。
少し前のことなのですが、15分先生ではスライムをつくりました。夏は暑いのでスライムのようにひんやりしたものを触ると涼しくなってとても心地よいですね。
私は手の甲に乗せてスライムを垂らして遊ぶのがとても楽しかったです。
それと、この日はまいまいさんが遊びに来てくれました!!
現場の保育の話をたくさん聞くことができ、とても興味深いものでした。また遊びにいらしてくださいね。

6/29/2015

2015.06.23 ゼミ

松本ゼミの大学院1年よしかです。
先週の6月23日のゼミでは3年生の「15分先生」はお休みで、広田照幸・伊藤茂樹の『教育問題はなぜまちがって語られるのか?』の4章「情報はどうにでもなってしまう」をみんなで読み、議論しました。
ここでは真実に関する情報はその切り取られ方によって受け取り手に誤った影響を与えてしまうということが具体例を挙げながら述べられていました。
私は議論のなかで出た「極端な意見に人は興味を示しがちである」という話にとても共感を覚え、これからのメディアの見方などを考えるきっかけとなりました。
次のゼミでは同書の5章を読んでいきます。

6/27/2015

香川大学生によるわくわくあそびランド@小豆島町

今年で3回目となる、小豆島町での乳幼児&保護者向けの遊びの広場が開催されています。親子に加え、幼稚園や保育所の先生方にもたくさん足を運んでいただき、大盛況でした!

来場いただいたみなさん、ご尽力いただいた関係者のみなさんにあらためて感謝いたします。ありがとうございました。







6/17/2015

子どもたちと私たちの「あさって」のために(松本)

去る6月6-7日、『第15回高知の保育を考えるつどい』に招いていただき、高知市へと出かけてきました。
私が担当させていただいたのは、6月6日の記念講演と、7日の分科会の協力者です。

6日の講演タイトルは『乳幼児期の発達と保育―子どもたちと私たちの“あさって”のために』

今回、キーワードとしてお借りしたのは、哲学者の鷲田清一先生が、ご講演『あさっての美術館』(福原義春(編)『100人で語る美術館の未来』慶應義塾大学出版会に所収)の中で示されている、「明日」「あさって」という視点です。

   “明日”…………どんな状況でも、必ず訪れる
   “あさって”……まだよく見えないけれど、きっと訪れる

比較的よく見える、約束されるものが「明日」だとすれば、訪れることは確かだけれども、そのかたちは約束できない「あさって」
「明日」への約束(エビデンス)があふれがちな時代の中で、保育や教育の向かう先はどこにあるか、そもそも公教育や公的保育は誰のための営みで、それをふまえたときに「明日」の実践をどう積み上げていくことができるか。
保育実践の事例をひきつつ、発達心理学の視点と絡めて、「2つの時間」を考えることと、魅力的な保育づくりと子どもたちの豊かな育ちとのつながりについて、話をさせていただきました。

7日の担当は、3歳児保育の分科会。
保育の仕事で高知に伺うのは4回目で、そのたびに魅力的な話を聞かせてもらえます。
今回も、3本の素敵な保育実践報告をもとに、議論を深めることができました。

絵本『どうぞのいす』(香山美子/ひさかたチャイルド)のストーリーをご存じでしょうか。
表紙にも登場するウサギさんは、はじめにいすを置いた後、二度と(!)本の中には帰ってきません。
そんな前のめりなストーリーが大好きな3歳児の世界は、「未来志向」と名付けることができます。

未来志向の3歳児にとって大事なのは、「これまで」よりも、「今」とこれから。
3歳児独特のそんな切り替えの早さに、ときに大人はついていけないこともあるけれど、だからこそことばでの説明や納得以上に、保育づくりのなかで目の前の具体物の充実や、雰囲気づくりが鍵になるはず。
まもなく始まるプールの季節に、「かいぞくポケットの浮き袋」や「サメ子ちゃん」等々が登場するゆえんです。

そんな3歳児クラスをはじめて担任した、若手保育者のT先生。
朝、いつも後ろ向きな気持ちで登所してくるPちゃんにとって、楽しみになる経験って何だろう、と考えた末に取り組んだのは、子どもたちが大好きになった『おたまじゃくしの101ちゃん』(加古里子/偕成社)のストーリーに乗っかって、T先生自らタイツを身にまとったザリガニ親分に扮しての、子どもたちとの毎朝の追いかけっこでした。

「オレがまもっちゃる」とPちゃんに話しかける子たちがいたり、ときにザリガニの仲間として追いかける側にまわる子たちがいたり、ときにはなぜだかザリガニと一緒に踊ったり……。
子どもたちの声に耳を傾けつつ、何より本気で子どもたちと一緒に楽しむT先生と、そんな取り組みを温かく支える保育所の職員集団のサポートの中で、Pちゃんは徐々に、友だちと楽しく手をつなぎつつ、喜んで登所するようになっていきます。

子ども集団での保育だからこそ味わえる、「一緒」の楽しさをどう引き出し、支えるか。
「子どもと一緒に楽しめる大人」がそばにいるからこそ成り立つこの時期の保育の魅力を、今回の分科会を通じて、改めて教えていただいたように思います。

お世話になりました高知のみなさん、ありがとうございました。
また、戻ってきたいと思います!


6/11/2015

2015.6.9 ゼミ


松本ゼミ3年生のまいりーです。6月9日のゼミでは15分せんせいで、"どんどんでてくる!ひっぱり遊び"をしました。乳児向けの遊びで、布をひっぱるとうさぎの口から長くつながった布がたくさん出てくるのがとても楽しかったです!保育者と子どもが一緒にひっぱったり、ベビーベッドに吊して、触って揺れるのを楽しんだりと、遊び方がたくさんある素敵なおもちゃでした。布を輪っかにしていくらひっばっても途切れないようにしたり、口を大きく広げて出しやすくしたりと、いろいろな工夫ができそうでした。



6/09/2015

2015.6.2ゼミ

松本ゼミ3年生のさえかです。6月2日のゼミでは15分先生を行いました
風船に小麦粉を入れて、ムニムニ気持ちいい小麦粉風船をつくりました。癖になる感触で、ゼミ中ずっと触ってしまいました!
子供も大人も夢中になって楽しみました。
それぞれ顔を書いて個性豊かな小麦粉風船が出来上がりました!