10/26/2013

『小さなこどもの観覧日』終わりました(松本・松井・常田)

 前回のエントリーにて紹介させていただいた、香川県立ミュージアムでの企画『小さなこどもの観覧日』(10/21開催)が無事終了しました。
 乳幼児×日本美術、という、これまでほとんど耳にしたことのない組み合わせに、県立ミュージアムと大学、地域NPOのコラボレーションで挑戦するということで、準備にあたった私たち自身、ふたを開けてみるまでどうなることやら……という思いもありました。
 しかし、当日子どもたちが見せてくれた姿は、それをよい意味で裏切ってくれるものでした。

 器や切子、かんざしを前に言葉がはずむ子どもたち。気づけば引率や、取材に来たはずの大人まで、しぜんと子どもたちに話しかけている姿があちこちにありました。
 秘密のアイテム「じろじろめがね」を手に自ら「笑っているヒト、探そう!」としゃべり合って、屏風に向かって思わず駆け出さんとする子どもたち。
 「能動的鑑賞」というスタイルは、ルーブルをはじめとする世界のミュージアムでは積極的に取り組まれている形式ですが、作品そのものと向き合えるちょっとした“しかけ”さえあれば、いっけんかけ離れて見える「乳幼児」と「日本美術」の間にも十分、橋を架けることができることを、当日の子どもたちの姿に改めて教えてもらったように思います。

 誰かがそういったからではなく、そのものとの関係を前に、自分が好きなものを「好き」と感じる/言えるように。それがこの先、子どもたちが生きていくうえで、自らの頭で主体的に考え、判断していく礎となるように。
 これを一つのスタートに、これからも子どもたちに「あさって」へのまなざしを育めるような取り組みを続けていきたいと思います。

 関係・協力いただいた全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

#当日の様子を、四国新聞、RNC西日本放送、RSK山陽放送をはじめ、いくつかのメディアに紹介いただきました。ありがとうございました。
 詳しくは、リンクをごらんください。

10/12/2013

小さなこどもの観覧日@香川県立ミュージアムが開催されます(松本・松井・常田)

 10/5より、香川県立ミュージアムにて「たのしむ日本美術:サントリー美術館コレクション」というタイトルで特別展(瀬戸内国際芸術祭2013連携事業)が開催されています。
 その関連事業として、きたる10/21に開催されるのが、ミュージアムの休日を利用した「小さなこどもの観覧日
 乳幼児が初めてのミュージアム&日本美術を「楽しい!」と思えるようなヒミツのしかけが、「もてなす」「祝う」「愛でる」「しつらう」「装う」の5つのコーナーに分けて、たっぷりと準備されたイベントです。乳幼児×日本美術の組み合わせは、全国的にも珍しいのではと思います。

 特別展のテーマは「生活の中の美」
 「日本美術」「古美術」等と耳にすると、なんだか遠いところのものに聞こえてくるかもしれませんが、 それはもともと生活の中にあったもの。
 そんな「生活の中の美」に触れることで、子どもたちがそれぞれ、自分の好きなものを見つけ、楽しめるような時間となることを願って、ただいま香川県立ミュージアムと、保育所等への「芸術士派遣事業」を展開するNPO法人アーキペラゴ、そして私たちの共同作業で鋭意準備中です!

当日のプレゼント(アーキペラゴ太田さんの力作!)をちょっと公開

 休日会館事業につき、この日は事前申し込みによって無料で観覧できます。
 観覧希望の子どもたち&保護者はまだまだ募集中です。
 申し込み/問い合わせは、香川県立ミュージアムまで。
 みなさんとお目にかかれるのを楽しみにしております!